だんだんと夏に近づく五月の連休明けごろから、コンクリートや階段、家の外壁やベランダなどに、赤くて小さな虫が動き回っているのを見たことがある人も多いかもしれません。
一見みるとクモのように思う人もいるかもしれませんが、実はこの生き物はタカラダニと呼ばれるダニです。
人間に害はないものの、場合によっては室内に入り込んできたり、洗濯物に付着することもあるため、何らかの対策をしたいという人も多いかもしれません。
タカラダニの駆除に関しては、赤くて小さな虫が大量発生していて気持ちが悪いという理由がほとんどであり、刺されたなどの被害はそれほど報告されていません。
気持ち悪いと思うかもしれませんが、この季節だけに現れる不思議なダニなので、その生態をじっくりと観察してみるのも面白いでしょう。