ヤケヒョウヒダニは屋内の塵から一般的に検出されるダニの一種で塵埃のほか、寝具やぬいぐるみなどに生息しています。
梅雨時に活動が盛んになりますが、年中検出されるのでヤケヒョウヒダニは身近な存在と言えます。
ヤケヒョウヒダニが好む環境は、気温25度・湿度70￥％以上というもので、卵から成虫になるまでにおよそ37日を要します。
人体を吸血することはなく、一見すると人体に無害のようですが主要なアレルギー原因物質のひとつ。
ヤケヒョウヒダニの生体そのものばかりか、死骸やふん・脱皮した殻などもアレルギーの原因物質になります。
そのため繁殖するがまま放置しておくと、鼻炎や結膜炎・気管支喘息などに起因する諸症状に悩まされることになるのです。
したがって人体への有害性は明らかで、ツメヒョウヒダニは積極的に駆除する必要があります。