イエダニは体長が0.6mmから1.0mm程度のダニで、ヒトに取り付くと主にお腹や太ももなどから血を吸います。
被害に遭うと強いかゆみを覚えるだけでなく、皮膚炎を引き起こすこともあります。
イエダニはもともとネズミに寄生する虫なので、退治するにはまずネズミの駆除が重要になります。
ただ、ネズミがいなくなっても軒下に巣を作った鳥やペットの猫などにも寄生することがあるので注意が必要です。
さらに、イエダニの死骸や糞が感染症を媒介することもあります。
ヒトから血を吸った後のイエダニは布団の中にひそんでいることが多いので、天日干しやクリーニングなどを行って死骸や糞を取り除きます。
カーペットの中などにもいる可能性があるので、駆除剤を使って部屋全体に対策を施します。